三度の飯より趣味積豊

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LOONA(K-POP)を扱うブログ

LOONA - #1 考察

 

今回の考察に直接関わってくるB#RN展望はこちらから

B#RN 展望 - 三度の飯より趣味積豊

 

さて、新曲がリリースされた翌日である12月14日に行われ、大成功に終わったPREMIER GREETINGのMeet&Up。

その際に先行して公開されたティーザーがありましたが、その数時間後、公式から同じティーザー"#1"が公開されました。

 

今回はその"#1"の、感想、ならびに考察を展開していきたいと思います。

 

 

 

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過去との類似点と感想

まずは順に沿って、思ったこと、感想を述べたいと思います。

 

そういえば365のティーザーを出した時は記事を出してなかったので触れていませんでしたが、イントロが変わりましたね。

背景が白から黒に変わりました。

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メンバーの色までも少し変わった?と言われていますが、背景が黒に変わったのでメンバーの色も見やすいように変えたのではないかなと思います。

背景が黒ということはODD EYE CIRCLEと同じですが、それ=B#RNがOECの世界の話になるとは個人的には思ってません。

OECの世界に行く理由がないからです。

ですが、このことについて触れるのはまだ早いので、今後もっと出るであろうティーザーを見てからにしたいと思います。

 

最初のシーンは#ティーザーにも出てきた海。

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このカットも#にありました。

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Butterflyも再び登場。

この際に少し流れた音楽も#のもの。
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そして白黒の何人かのメンバーが映った後(この部分はあとで話します)、

両眼を大きく見開くヒジン。

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目のアップから始まるのもLOONAの特徴ですね。

*XX活動後の展望② より

 

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今回のヒジンのカットは Egoist のオリビアへを思い起こさせました。

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これは Egoist でオリビアへが本当の自分と会う場面で出てくるカットであり、loonaverseでは総じて、目を開けると"何かが起こる/何かが起きた"ことを表す方法として描かれているようです。

そうするに今回のヒジンのカットも大いに意味がありそうです。

 

次にヒジンの衣装。

Butterfly と同じであり、また、今まで ViViD などでカラフルな衣装を好んで着ていたり、白を多く着用していたヒジンとは違うのは非常に興味深いですが、

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もっと興味深いのが今回の#1で着ているのはButterfly時の衣装とはちょっと違うという点です。

Butterfly の時のヒジンは肩が見える衣装でしたが今回は違います。

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どうやら#1のヒジンはゴウォンの衣装を着ているようです。

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....これは一体どういう意味があるんでしょうか?

 

考えすぎかもしれませんが

太陽をバックに後ろを向くのは

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(リレーした時の)vliveの告知の写真と、
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そのvliveのオープニングを

思い出させました。
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下を向くヒジン。

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上を向くこと"しか"していなかった Hi High とは対照的です。

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その後、上を向き

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見えない階段に一歩踏み出したヒジン。

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断続的に流れてた音が、この際、一歩踏み出したと同時に変わります。

(音階や音符には詳しくないのでw)調べたところによるとミドル(中央)C(ド)がずっと流れており、一歩踏み出した時に、低音から高音へと変化したようです。

音に詳しい海外orbitの方の見解のおかげにより分かりました。

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このミドルCは名前の通り、音階の中で中央に位置する音で、また、低音と高音を唯一持っている音階のようです(繰り返しますが、詳しくないので間違ってるかもしれません....違っていたら教えてください)。

 

なぜヒジンは空に浮いているのか?

今回のティーザーで最も印象に残るのはヒジンが"空に浮いている"ことだと思います。

 

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ですが...なぜ空に浮かんでいるのでしょうか??

 

これを見た際、私だけでなくたくさんのorbitの頭をよぎりましたが、ある説を思い出させました。

 

それは....

 

イカロス説

* #のティーザーが出た時にしたツイート。

new との関連を指摘したのは私だけでなく、他のorbitもたくさんいました。

私のツイートを引用して色々と考察してくれた方もいましたが、全員共通して語っていたのがこのイカロス説でした。

それは瞬く間に広まり、B#RNではそれが描かれると揺るぎない自信を持っていたorbitが多数いましたが、なかなかカムバしないと同時にその説を唱える人は見かけなくなり....しかし今回の#1でまたそれが再燃したというわけです。

やっぱりイカロス関係あるんじゃね!?と

 

イカロスとはギリシャ神話に登場する人物。

蝋で固めた翼を手に入れ自由に飛ぶことが可能になったイカロス。

あまりにも欲を出し、高く飛びすぎて太陽に近づきてしまい、墜落死を迎えてしまった。

というのが主なイカロスのストーリーであり、イカロスは人の傲慢/エゴを象徴する神話として有名であります。

 

つまりは new で翼を焼かれたと歌われている=イカロスじゃん!という短絡的な発想であったわけです。

....が#1を見る限り、その説は現実味を帯びてきたかもしれません。

まるっきりイカロスのストーリーに沿って描くことはないかもしれませんが、着想は得ていると見ていいかもしれません。

 

[1月15日:追記] この記事を書く際に頭に置いていたはずがてっきり忘れていました...

yyxyのOneにはイカロスの絵が少しだけですが映ります。

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(1枚目の写真の出典元がよくわからないんですが、たぶんスタッフさんによるもの?)

 

なので一応、LOONAとイカロスの関係が示されたのは"初めて"のことではなく、過去にもありました。

 

これまでのloonaverse 

これまでのLOONAの物語と沿って考えてみましょう。

Hi High は12人全員がついに集まった、1つの"完全"を意味したものであり、この時点ではある種のエンディングを迎えたわけです。

ついに完全体になったわけですから、1つの目標が達成できたわけです。

それと同時に、Hi High を通して描かれたのは飛びたいと願う少女たちの姿です。

少女たちは走り、走り、走りまくって空に飛び立とうと頑張っており、ついにラストでヒジンは少し飛ぶことができました。

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しかし、何かが間違っていたのか、結局少し飛ぶだけで完全には飛べなかったのか、XXでは時を戻す様子が描かれましたね。

ゴウォンのバタフライエフェクトにより時を戻したLOONA。

その恩寵により、Butterfly では文字通り蝶のように飛ぶことができました。

Hi High よりも高く、です。

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そして、XX活動後の展望②の膨大なる Butterfly の歌詞考察でも書きましたが、Butterfly では"より遠くへ飛びたい"という心情も吐露しています。

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単に Butterfly のこと"だけ"のことを歌っている可能性もありますが、#1を見る限りではやはりButterfly の歌詞には未来への言及も多少なりともありそうです。

当初、次の活動はバラードが予定されており、Butterfly はバラードに向けての歌詞だと思っていましたが、残念ながら削除されたので....その代わりに Butterfly と B#RN は繋がるのではないかと思います。

 

B#RNでは何が描かれる?

まとめると、

 

Hi High→飛びたいと願う

-----バタフライエフェクトにより時間を戻す-----

Butterfly→実際に蝶のように飛べた

 

となり、

Butterfly の歌詞のようにもっと遠く、高く飛ぶとすると....

 

B#RN→飛びすぎて太陽に近づいてしまい、翼が燃えて墜落

 

する模様が描かれるのではないかと思います。

 

#1は正にそれのモノローグではないかなと。

上記でも書きましたが、Hi High では上を向くこと"しか"できなかったのに対し、#1では下を向けるほど高みまで来たんです。

それで充分なはずなのに、

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ヒジンは更に上を目指そうとします。
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そして、禁断の一歩を踏み出してしまう___。

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一歩を踏み出した際に、これまでの音と違う音が出るのは一種の警告音ではないかと思います。

今まで同じだった状態が急に変わるということは一般的に考えてそうです。

聞こえているのに無視しているのか、はたまた聞こえていないのか、ヒジンは階段を上ります。

そしてその音が、音階の丁度中間であるミドルC(中央ド)ということは....中間とは何かと何かを挟んだもの....いわば境界線....

ヒジンは入ってはいけない境界線を越えてしまったのではないかと思います。

 

"階段を上る"というシーンは#のティーザーでも出てきます。

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同じく"LOONA"である外国人の方々が上っていました。

そしてその直後には地面に横たわるカットが。

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まるで階段を上る=空高く飛ぶ/太陽に近づき、"翼を失い地に落ちてきてしまった"ことの示唆かのようです。

ヒジンの今後を指しているのかもしれません。

 

また、#、#1共に出てくる"海"のシーンですが、実は海はイカロスが空から落ちて命を落とした場所です。

 

イカロス通り、それが太陽なのかどうなのか、いずれにせよ今後何か良くない事が起こる暗示ではないかと推測します。

 

しかし、問題があります。

それはいつからヒジンがこれほど傲慢になってしまったのか?という点です。

 

役割が変わった?

*B#RN展望より

 

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と書いていましたが、この通りバタフライエフェクトによって過去を変え、飛べたはいいがあらぬことまで変わってしまった___それはメンバーの役割/性格....

と思わぬ副産物がついて回ってきた可能性がありそうです。

#1にて、今までのヒジンならこのような利己的な行動を取るはずがありません。

どちらかというとオリビアが取りそうな行動です。

ヒジンの服も今までと違うことも、それの暗示かもしれません。

 

B#RNの後

またまたB#RN展望の考察を引っ張ってきますが、墜落死を迎えるだけではloonaverseは終わりません。

本当に、loonaverseにおける"死"には深い意味があるのかもしれません。

ループのない完全なる、少女たち独自の世界を形成するには一回墜落/堕落、死を経験しないといけないのかもしれません。

 

見事に大外しだったこの記事↓

カムバするのも時間の問題か? - 三度の飯より趣味積豊

タイトルがなんとも恥ずかしいですが(笑)

 

これに書いてある"新しいloonaverseを描く"という発想は今でもありえない話ではないと思っています。

LOONAが始まった9月にまた新しい話を作り始める〜といったことをその記事では書いていましたが、来年、2020年の1月から刷新したloonaverseを描き始めるという可能性もなくはないと思います。

#1ティーザーが出た12月は1年の終わりを意味する月ですが、また最初の、1月に繋がる月でもあります。

終わりでもあり、また新たな始まりを意味するわけです。

 

なので、B#RNで燃えて、墜落死を迎えたとしても、その死から蘇り、新たなloonaverseを形成しようと奔走する姿がB#RN以後の物語で展開されるのではないか?と推測します。

 

アイドル"LOONA"とのリンク

これまたブログでは度々言及していますが、loonaverseでのLOONAと、アイドルとしてのLOONAはリンクしていると思います。

*XIIX考察 前編より〜

 

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デビュー前→loonaverseでは3つの世界で少女たちがそれぞれ12人全員で集まろう/見つけようと奔走した。一方、現実世界のLOONAは、長期にわたって行われたプロモーションの中、1人1人デビューしていった。

 

Hi High→loonaverseでは、ついに集まった12人の少女たち。現実世界のLOONAでは、ついに完全体として12人でデビュー。

 

と、やはり現実とリンクして物語が進んでいってるように捉えられます。

では、Butterfly では___

 

loonaverseでは蝶のように飛ぶ⇄現実世界ではアイドルとしてより高く飛ぶ(成長する)

 

といった意味合いがあったのかなと思います。

Hi High を足がかりに Butterfly ではより高みを目指そうと。

 

そう考えるとB#RNでは___

 

loonaverseでは高く飛びすぎ太陽に近づきすぎたため燃える⇄現実世界では、アイドルとして高みをあまりにも望みすぎ、エゴを出しすぎたため失敗する、挫折する

 

もちろん実際にLOONAが次の活動で失敗するというわけでなく、アイドルとしての人生を象徴した話とリンクしているのではないか?と思います。

イカロスの神話と同じように、人の傲慢さを象徴した話です。

ある意味、教訓のような。

 

人は失敗したからこそ、成功がある。

....なんて言葉もあります。

挫折したからこそ、見える新たな景色もあるでしょう。

 

B#RN以後→loonaverseでは墜落して死んだが再び蘇り、新たなloonaverseを形成する⇄現実世界では挫折を経験したが、それによって一歩上の人間(アイドル)へと成長することができる

 

単なる妄想かもしれませんが、イカロスの神話にアイドルとしての人生にloonaverseに、三重に、あるいは四重、五重と、何重もの層にわたって物語を描いているのかもしれません。

 

真実はBBCにしかわかりませんが、本当にこのように何層も計算して作っていたら恐ろしい話です......

 

その他、不明な点

さて、触れたくはないですが、触れておかねばなりません。

この、フラッシュバックなのか何なのか、次々と出てくる意味深なカットです。

これらは誰なのか___

 

金髪っぽいのでジンソル?ゴウォン?と推測している方を見かけましたが、果たしてどうでしょう。

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これは口元からしてヒョンジン
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これはヒジン
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これは
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1/3のティーザー"???"と比較してみるとよくわかりますが、ハスルの耳

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また、"この耳のカットは何か意味あるの?あったらいいねを押して"という今回もティーザーの監督を務めた、digipediに向けたツイートにdigipediの監督本人がいいねを押しました。

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これはビビの目

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Love&Live と比較するとわかりやすいですね。

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そして最後には謎の手___
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他にもたった数秒でたくさんのカットが出てもう何が何やら....

それに加えてハスルの耳にも何かしら意味があるとのことで、頭はハテナだらけです。

ここでは、1/3がいることもわかったので、他の謎のカットも全て1/3メンバーのものと推測することにします(笑)

最初の金髪っぽいのもビビということで。

 

とにかく断定する要素が少なすぎるので、よく分からないということにしておきます。

フラッシュバックっぽい編集をしているので、過去のものか、未来のものか?と思っていますが。

今後、より詳しい映像が出るといいですね。

期待しています。

 

最後に

さてさて、書く前から長くなると思っていましたが、想像以上に長文になってしまいました。

やはり考察記事は、書きたい!と思うことがめちゃくちゃ多いです。

支離滅裂になってないといいですが....ちゃんと伝えられてるといいです!

 

次は、XX時代のように、#2、#3などと何回かティーザーが出るんでしょうか?

そして出る日にちは?

また1月1日に動きがあるんでしょうか。

 

肝心のアルバムは(いずれも公式からの発表ではありませんが)、ある媒体によると新アルバムの名前は#(ハッシュ)、リリースは来年の初めだと言われています。

 

長かった空白期間を経て、ついに、今度こそカムバするLOONA。

一刻も早く、活動する姿が見たいですね。

これからも動向に注目していきましょう!

 

2019年最後の考察記事でした。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

次はまた新たにティーザーが出たら記事を投稿すると思います!

ではまた〜

 

続きはこちら

LOONA - #3までのおさらいと#展望 前編 - 三度の飯より趣味積豊