LOONA - #3までのおさらいと#展望 後編
前編はこちらから↓ 必読です。
LOONA - #3までのおさらいと#展望 前編 - 三度の飯より趣味積豊
前回はフォトティーザー 〜Night編〜を中心に展開しました。今回はその続きです。
フォトティーザー 〜Day編〜
今回は#3考察がメインなので、フォトティーザーは色々と語ったりたくさん画像を貼ったりすると、長文になるし重くなるので短縮します。
順番の規則性はNight編となんら変わりありません。
今回も同じく"前にティーザーが出たメンバーと関係があるメンバーが次にティーザーが出る"仕組みになってます。
並びが変わったのは最初の3人のみです。
チュウ→ゴウォン→ヒョンジンの3人はPREMIER GREETING告知で使われた3人で、
3人は未公開映像"See Saw"のMVでも関係性があることがわかっています。(初心者のためのLOONA①参照*)
上記の告知写真の際もヒョンジンはブレスレットを着用していました。
それ以降のメンバーはNight編でも書いた通り関係性を重視して見れば、なぜああいった順番になったのかわかります。
ただ今回の最初の3人がなぜ最初になったのか?はよくわかりません...前回はオリビアが#活動で主役だから最初だったと書きましたが....
この3人も#活動ではまた重要になってくるんでしょうか?
#3
さてさてこのシリーズの1番の本題、#3の考察です。
順を追ってシーンを解説して、過去との類似点やそのシーンにはどういった意味があるのか?などなど一緒に掘り下げていきましょう。
最初に登場するのはビビ。
次にTHE BACK OF THE MOONと映ります。
意味は"月の裏側"、あるいはティーザーのメンバーの姿通り"月の背中"でもあります。
他にも探すと色々と意味があるかもしれません。
言葉一つでも重層的に意味が含まれているのがloonaverseです。
興味深いことにTHE BACK OF THE MOONは過去に Sweet Crazy Love でも登場していました。(左の韓国語の意味)
ビビに文字が重なるという点は Cinema Theory Up&Line ティーザーの時とよく似ています。
進むとバンダナ?ハンカチ?でマスクのように顔を覆っている姿が。
記憶が正しければこのようなことをしたのはLOONAのMV、ティーザー含め史上初めてのことです。
現実世界では普通のことでもloonaverseでそれをすると意味が変わってきます。
今回もそうだとしたら...#では、私たちの知らないある新要素が加わってくるのかもしれません。
次はキムリプ。
宮殿?のような場所に1人で立っています。
ここはイタリアではないか?という意見も見かけましたが、まだ場所を特定した方はいません。
また、キムリプの視線の先、壁にはイカロスっぽいことが書かれてるのではないか?という意見も目にしました。
信じたいものしか信じないのが人間なので何とも言えませんが、その意見を言っていた海外orbitによるとFALL OF ICARUS(イカロスの墜落)の文献に似ているということです。
これも断定しづらいことなので、記しておくだけにしておきましょう。
あとは、キムリプの後ろ姿から段々と寄っていくという演出は Girl Front を思い出しました。
今回の#3で1番注目すべき点は少女たちの後ろ姿、正にTHE BACK OF THE MOONを見せている、という点です。
記事をたくさん書いてきたので、もう過去に書いたことあるのか全く覚えてないのですが、たぶん書いたことないと思います、LOONAでは"後ろ/右/左を振り向こうとする"という行為も意味を持ってます。
これも、前に書いた"目を開ける/閉じるや走る"といったLOONAのMVではよく見かける行為の仲間になります。
その良い例が正にこの Girl Front です。
正確に数えたことはありませんが、たぶんLOONAのMVで最も振り向くシーンが多いです。
"ミュータント"であるOECはOECワールド、あるいは中間世界において、何かをすることによって彼女たちの特殊能力が発揮されるようになってます。
これまた書いたことない内容だと思う(たぶん...)ので、この機会に書いておきます。
キムリプはその名も"スーパースピード"。
つまりは高速移動です。
通常の人よりも速く走れます。
ジンソルは"テレポーテーション"。
つまりは瞬間移動です。
これは振り向くことで発揮される能力で、ジンソルは振り向くことで違う場所へと飛ぶことができます。
2つとも画像では確認しづらいので、わからない方はもう一度MVを見返してみてください。
キムリプは常人より速く走っていて、ジンソルが振り向くシーンでは必ず違う場所へと飛んでいます。
そしてチェリは2人の子供なので、高速移動+瞬間移動で世界をも行き来するほどの移動能力を兼ね備えています。
その独自の"鏡"を使って。
↓ここで散らばっている鏡は全て違う世界への扉です。
また、Love Cherry Motion で頻繁に出るようにさくらんぼを食べることでも世界をジャンプできますが、ジンソルも Egoist でさくらんぼを食べ、エデンにやってきたと見られるシーンがあるので、これはチェリ特有のものではありません。
まぁ長くなるのでOECの説明はこのくらいにして、要点はloonaverseにおいて振り向く行為も何かしら意味がありそう...ということです。
ジンソルのように振り向くことで違う場所に飛ぶことはできないでしょうが、他のメンバーも数々のMVで振り向く/振り向こうとしているシーンは大変多いです。
振り向くことで何かが起こるのか、、#3を見る限り重要な行為であることは間違いなさそうです。
So What ではその理由が明かされるのでしょうか。
3,4番目に登場するのはヒョンジンとチェリ。
前編でも書いた通り、繋がりが深い2人です。
この2人がなぜフォトティーザーNight編で連続で出されたのか納得できます。
場所的にも Hi High のと似ています。
LOONAは1月16日にタイに訪れていたんですが、このヒョンジンとチェリがいる場所はその時に目撃された場所に似ています。
なのでタイで撮影された...?と言われていますが果たしてどうなんでしょうか....
あとは考えすぎでしょうが
オレンジのライト、グリーンのライトがそれぞれヨジンとハスルを表しているようで...(泣
5番目はジンソル。
このあとでもまた出てきます。
またまた地下鉄に出没したジンソル。
言うまでもなく Sweet Crazy Love と同じですし、Butterfly ではジンソルを象徴していた外国人も地下鉄にいました。
しかし、格好はその時とうってかわって、
制服→ジャケット
金髪→黒髪
と、彼女の中で何かが変化があったように捉えられます。
あと、まるで徒党を組んでいるかのよう(語弊を招く)に他の4人(たぶん)と一緒に歩いています。
new の時のイヴを思い出しますね。
6,7番目はゴウォンとチュウ。
場所は One&Only っぽいです。
これまたフォトティーザーNight編で書いた通り、関係の深い2人です。
Night編の仮説もこれで説得性が増しました。
先ほどのヒョンジンとチェリもそうですし、フォトティーザーの並びから見ても、今回の#ではメンバーとメンバーの関係性が重視されているように感じます。
So What ではその部分を重点的に描くのかもしれません。
また、#3で色味が最も鮮やかなシーンでもあります。
ゴウォンとチュウが一緒にいる時、いつも周りに黄色があります。
黄色といえばヒョンジンです....ゴウォンとチュウとヒョンジンといえば、冒頭で書いた通り See Saw の3人です。
思い返せばこの時まで黄色のイスに座っています。
この3人にはやはり強力な繋がりがあるんでしょうか....So What で何か明かされるのか....楽しみです。
あと、着用している服の色が物語的にどれほど重要であるか定かではありませんが、ゴウォンが着ている服の色、黄色は一般的に「希望」のイメージを与える色であり、チュウが着ている赤色は一般的に「愛」のイメージを与える色でもあります。
希望と愛はそれぞれゴウォンとチュウの「象徴感情」です。また、彼女たちの「象徴果実」であるパイナップルとイチゴもそれぞれ黄色と赤です。
次はイヴ。
1人、窓際で佇んでいます。
love4eva や new のシーンを思い出します。
しかし今回のイヴは、これまたジンソル同様、その時とは全く変わっていて服が白から黒へ、髪も短くなっています。
9番目はヨジン。
ヨジンとしては初めてとなる制服を着ています。
制服といえば、1/3ですね。
....よく関連がわかりませんが今回のヨジンは1/3と関係していそうです。
ヨジンの元に駆けつける生徒たちは Butterfly に出てた方々を思い出させました。
その走っていた生徒たちは全員で11人(ヨジン以外のメンバーの数)ではないか?と言っている海外orbitを見かけましたが、足の数などから推定すると13人いるように見えます(間違えてるかもしれませんが)。
たまたまシーンが終わるまでに13人映ったのか、意図的なものか、定かではありませんね。
13だとカムバ予定日/時刻の2月5日午後6時=2+5+6=13という意味?かと思いましたが、関係ないように感じます(笑)
あるいは、ただ単に"他のメンバーたち"を表しているだけなのかもしれません。
10番目はヒジン。
まるで favOriTe の時のヒジンのようです。
そして、最後、11番目はオリビアへでした。
同じ屋上にいるヒジンとオリビア。
看板を挟んで表側にヒジン、裏側にオリビアがいる構造になってます。
創造神で月を表すヒジン、破壊神で太陽を表すオリビア、対照的な2人なのでこの構図になったのでしょう。
屋上にヒジンとオリビアがいる、といえば Egoist でもありました。
でも今回は前回と違い、2人の間に看板という"障害物"が置いてあります(あるいは表側と裏側の"境界線"を表している?)。
文字通り2人の間に障害があるということを表しているのでしょうか?
フォトティーザーもNight編とDay編と出たのは、それぞれヒジン(月/Night)、オリビア(太陽/Day)と2人が対立しているからでしょうか?(すぐ闘わせようとする)
#3でヒジンがオリビアに最も近い場所にいるのも、ヒジンがオリビア/太陽の元へと真っ先に飛び立ったからかもしれません。
また、オリビアの目の前に広がる、白い光を放っているように見える床。
これは地球じゃないかと指摘している方を見ました。
確かに白い部分が雲、青い部分が海のようにも見えます....。
仮に本当に地球を表しているのだとしたら、地球が太陽と月の間に入ることになり、現実世界でいう月食を表すことになります。
月食といえば最近も目にしました。
1月1日にcoming soonと予告した時の画像です。
これは何でも特定してしまう恐ろしいorbitたちの尽力によって、去年の7月16日の時の月食の画像じゃないか?と言われています。
....そっくりです。
......この月食の画像を使ったのは、今回のヒジンとオリビアの構図への伏線だったのでしょうか?
思い返せばカバーダンスに次の活動のヒントがあると言っていましたが、
FIREやCherry Bombは、BURN、火や燃やすという意味を指しているのでしょう(BURNはタイトル名ではなくなったものの、So Whatの歌詞に出ると思われます)。
それに続き、GOT7のEclipseもカバーしましたね。それも今回の月食(Lunar Eclipse)を指しているのでしょうか?
そして、地球と太陽が並ぶ構図は過去にありましたね(オリビアへとジンソルの繋がり①より)。
最後に赤く変わるのは、XIIIXやlove4evaやEgoistと同じで、もはやオリビアのトレードマークと化してます。
......以上でシーン解説/考察は終わりにしたいと思います。
言い残したことはたぶんないと思いますが...何か書き忘れていたら追記しておきます。
まとめ
フォトティーザーと#3の印象から、総じて3つの点が気になりました。
- LOONAの背中(月の裏側)の重要性
- 今後はメンバーとメンバーの繋がりが重視されそう
- #3は過去との類似点が非常に多いティーザーであり、各メンバーがバラバラになっているのは Hi High を彷彿とさせる
Hi High(は後半にかけて)→Butterfly と全員集まっていましたが、#3ではバラバラになっていました。
So Whatでは全員集合するのか、あるいは So What でも全員違った物語が展開されるのかわかりませんが、個人的な推測としては Hi High の最初のようにそれぞれの物語が展開されるのではないかと思っています。
あと#3で流れているめちゃくちゃカッコいい音楽ですが、XX時代のXIX〜XIVX同様、タイトル曲にそのまま音楽が使われるかは少し懐疑的です。
いずれにせよ、2月5日午後6時にLOONAはカムバします!
約1年ぶりとなるカムバです!目一杯楽しんで、精一杯応援しましょう!!
前編、後編と長文でしたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
次は So What のMVが出てから会いましょう!
それではまた!
So What のMV本編の考察はこちらから。