三度の飯より趣味積豊

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LOONA(K-POP)を扱うブログ

200306 ビルボード - LOONAがSo Whatのメッセージ,多様なファンについて語り、独自のハッシュタグを作る

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3月6日、ビルボードからLOONAへのインタビューが出ました。

LOONA Discuss Their 'So What' Message, Diverse Fanbase & Create Their Own Hashtags

インタビュアーは海外でK-POPのコラムニストとしてよく知られ、大のLOONAファンとしても知られているジェフ・ベンジャミン氏。

 

今回はそれを日本語に訳したものです。

英語のインタビュー記事といえば私!ということで(笑)韓国語のニュアンスはちゃんと補えない分、こういった英語コンテンツは率先して頑張って和訳していきたいと思います。

 

前回に訳した英語の記事でもそうでしたが、導入部分は日本語としておかしくないよう、ある程度編集/意訳を入れています。それでも少しおかしいかも....途中に出てくる" * "の部分は私からの注釈で本文にはないものです。

Q&A部分はLOONAの言葉そのまま訳しています(にしたつもり!)。

 

*目次から導入部分を飛ばしてQ&A部分にいってもいいと思います。一応、"流れ上"導入部分も訳しましたが、個人的には事務所の中がそんな感じなのか!と知れたくらいだけなので。

 

 

本文

(導入部分)

"stan LOONA"というフレーズは過去数年で何度もTwitterでトレンドになったかもしれないが、実際に韓国でこのコンセプトを心から受け入れている場所がある。それは当然、ソウルの江南区にあるブロックベリークリエイティブのことで、その控えめな事務所はビジネスをしているというよりもファンクラブのような印象を受ける。

 

メインオフィス内では12人のLOONAのメンバーの写真が机やパソコンに、中央の壁にはそれぞれのメンバーの巨大なポスターが誇らしげに貼られてある -- いくつかのものには彼女たちの手書きのメッセージも添えられている。会議室にはまるでK-POPのガールズグループとして刻んだ歴史(LOONAは完全体としてデビューする前に各メンバーが数ヶ月にわたってソロデビューを果たすなど前代未聞の野心的な戦略を試みてきた)を讃える図書館のように彼女たちのソロアルバムが棚に並べてあり、LOONA特有のメッセージが随所に貼り付けられていた。

 

下に降りるとスタジオベースメントがあり、そこはダンスプラクティスビデオ(*リンク: So What Dance Practice Videoに飛びます)を撮った場所で、"チームワークは課題を分割させ、成功を倍増させる"といったメッセージが書かれた白い紙が貼られており、その下には赤紫色で"#LOONA ファイティン!"とも書かれてある。

 

豊かな環境はチームワークと個人の責任の両方にとって重要なもので、それはグループ自体へと転化する。LOONAはメンバーそれぞれ違う11人として集まった(ブロックベリーは1月に、LOONAのリーダーハスルは絶えない不安障害のケアのため今回の活動には参加しないことを明かしている)。しかし、少女たちから発せられるそれぞれ異なったオーラは - チュウの屈託のない笑顔とアイコンタクト,ゴウォンの弱々しくも愛らしい視線,イヴの温かい愛想の良さ,ヒジンの"理想の女性"のエナジー - 彼女たちが世界に紹介した個性の中でも、普遍的な集合性を兼ね備えている。

 

グループはため息をつく時も歓声を上げる時も一緒だ。ニューシングルの "So What" は ”favOriTe", そしてそこから進化した ”Butterfly” と比べて、今までにない野心的で大胆なコンセプトだ。”So What"の衣装でも今までよりも強くなった姿を見せ、人々に(誰からも止められないように可能性を解き放て*So Whatの歌詞より)とメッセージを送った。しかしそれは世界的なポップマーケットにも目を向けているようだ(このような重いEDMプロダクションは、現在のエレクトロニックポップの中でも場違いのものには聴こえない)。

 

LOONAの海外ファンへの愛情はこのインタビューにしっかりと記載されており、それはグループが主流のメインストリームを独占するよう心から狙っていることを示しており、もちろん、それにはLOONAの輝かしい魅力も含まれている。ビルボードはLOONAと共に座って話し合い、ニューアルバム「#」についての秘密,チャートでの成功についてのリアクション,日々増加している海外のファンについて,などを伺うことができた。

 


[MV] 이달의 소녀 (LOONA) "So What"

 

 

(Q&A部分)

Q.今回の新アルバムの活動についてどう感じていますか?

 

チェリ: 昨年以来となる、今年最初のリリースでとても不安でしたが、それと同時にみんな完璧になったと感じています。私たちはとても練習しましたし、皆さんには引き続き観ていただくよう伝えたいです。

 

Q.新曲の"So What"はこれまでと全く違っていますが、それでも私にはまだ"LOONA"という感じが残っていると思います。ファンの反応をどのように予想していましたか?

 

ゴウォン: 私だけでなく、みんながファンの反応のことをとても気にしていました。でも私たちがステージですること、それが私たちが自信を持っている部分です。私たちが今回ステージで披露していることにはとても自信を持っています。

 

ヒジン: 私は寝る前にたくさんの動画を観るんですが、正直驚きました。私たちのミュージックビデオに対するリアクションビデオがたくさんあって。たとえみんな離れていても、私たちは一緒なんだと感じました。そういったことをもっと感じてほしいと願っています。

 

Q.今回のアルバムに至るまでに多くのファンは"b#rn"、あるいは"burn"という言葉を目にしました。これらは"So What"と何か関連しているのでしょうか?

 

ヒョンジン: "burn"という言葉は皆さんの心にある情熱と関連しています。情熱を燃やす(burn)。今回のアルバムを通して、LOONAは人々に境界線を越えることを恐れるな,恐怖に立ち向かうことを恐れるなというメッセージを伝えたいと思っています。それがメッセージです。

 

キムリプ: "burn"という言葉自体はとても重要で、今回の新アルバムでのキーワードであり、最も重要な言葉でもあります。そしてファンは1月1日,元日の"#"のイメージや順番に出した私たちのイメージティーザー -- 最初はオリビアへ,ヒジン,そしてゴウォンなどなど -- からヒントを得て関連づけていきました,そこには理由があります。全ての裏にはヒントと意図が隠されているんです。

 

Q.LOONAのアルバムのタイトルでは必ず"シンボル"が使われますね。"#"についてもっと教えていただけますか?

 

チュウ: ハッシュはそれだけだと機能しませんよね? "#"だけだと何も意味を持ちません。ハッシュタグの続きには数字や言葉をつけなければいけません。なので、ハッシュの本当の意味は、数字や言葉に特別な能力を与えるということです。こういった#のアイデアを使い、広め、より多くの人々と結ぶものになってほしいと思ってます。

 

Q.また、アルバムには"365"、LOONAの初めてのバラードシングルで、ビルボードチャートで1位を獲得した初の楽曲でもありますね。そこで気になるんですが、そのニュースを見ましたか?そして、その時のリアクションは?

 

ビビ: ニュースは見ました,ありがとうございます。最初は信じられませんでした。たくさんの海外ファンに支えられているんだと改めて再確認できました。この楽曲が私たちをより良くしていくものに、そして私たちの活力として働いてくれるよう願っています。

 

ヒジン: この楽曲はファンにとって、orbitに向けたものです。ファンに向けた私たちの感傷的で誠実な感情です。私たちが挑戦した最初のバラード曲でしたが、皆さんから素晴らしいリアクションをもらいましたし、気に入ってもらいました。

 

Q.ビルボードに関する"夢"は他に何かありますか?

 

チェリ: 全てのチャートを独占![メンバーからの歓声]すみません,すみません,すみません,冗談です,でも私たちLOONAはいつも良い姿であり続けたいんです。様々な目標を達成したいです。全てのチャートで1位を獲ることはできないかもしれませんが、様々な形で成功するのは私たちの夢の1つです。そしてその夢は大きいものです。

 


[Preview] 이달의 소녀 (LOONA) Mini Album "#"

 

Q. 他にあなたにとって特別な曲は何かありますか?隠し楽曲の"Day&Night"についても話してくれますか?

 

キムリプ: 1曲選ぶとしたら"Number 1"ですね。幻想的なトーンを持っていて、"So What"とは全く違うものです。

 

ビビ: 私は"땡땡땡"。とても面白い歌詞です。一度聴いたら、中毒性が高いのでもっと聴きたくなる曲です。

 

ジンソル: "Day&Night"は新アルバムの限定盤CDにしか収録されていない曲です。聴いたことがある方は、それは限定盤を買ってくれたということになります、ありがとうございます。それはボーナストラックで、待ってくれていたファンのためにプレゼントを贈りたかったんです。また、アルバムに完璧にフィットしているとも思います。皆さんにはぜひ聴いてもらいたいですね。

 

Q."多様性を支持していること"は私がLOONAを好きでいる理由の1つです。ビジュアル(*MV)では様々な人種の方々が登場しますが、それはとても大きな意味を持っていると感じます。そしてそれは再び"So What"でもやりましたが、それには感謝しています。この新しいアルバムはどういった方々に語りかけているのでしょうか?

 

イヴ: 聴いてくれている方々全員です、あなたもですよ、ジェフさん。"So What"を聴いてくれた方々には、"頭にある心配事": その考え(*心配事)であなたの頭の中を圧倒されないように,支配されないように、というメッセージを伝えたいんです。あなたはそれに立ち向かうことができます。"So What"のメッセージを受け入れることで。心配するな、恐怖を感じることに恐れず前に進め。これがメッセージです。

 

Q.LOONAを語る時は音楽やビジュアル,コンセプトはもちろんですが、壮大な"Loonaverse"も言及されますよね。現在のLoonaverseはどのように広がっているのでしょうか?

 

リビアへ: 正直、広がっているのかどうなのか、私たちは決められません。それはいつもファンと世界の人々についてのものです。彼らこそが、広がっているのかどうなのか決められる人たちです。Loonaverseはもちろん説明するのは難しく、私たちはそれを供給する側です。ファンがティーザーを通じて勉強していることも知っていますし、"#2"では月と月の光を描きました。それは(*月の光学現象)コロナ(光冠)に関連しているもので、それは"burn"にも関係してくるものです。重要な点は、世界観が実際に広がっているのではなく、ファンの考え次第で拡大していくということです。

 

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Q.2020年のLOONAは他にどのような姿が見れそうですか?

 

ヨジン: 世界中のorbitに会って、私たちの心を込めたパフォーマンスを届けたいです。パフォーマンスをする時は、誠実で私たち自身にとっても意味のある姿を海外のファンの方々に届けたいです。今年、ワールドツアーの準備をしているのは秘密ではありません。全ての計画が決まったらお知らせします。もしニューヨークに来れたら、またインタビューしてくださいね?

 

Q.他にファンが知っておくべきメッセージは何かありますか?

 

ヒジン: LOONAは12人です,11人じゃありません,今回の#活動でハスルはいませんが、皆さんには状況を理解してほしいですし、どうかハスルのことは心配しないでください。LOONAは良くなっていく準備ができていますし、ハスルは物理的にはステージに一緒にいなくても、ハスルはいつもステージで一緒にいます。

 

ヒョンジン: 私たちはいつも一緒です。

 

ヒジン: また、皆さんにはLOONAを信じてほしいと付け加えたいです。

 

Q.最後に、アルバムの"#"は言葉がつかないと意味がないと言いましたが、各自、それぞれのメンバーにハッシュタグを割り当てていただけますか?

 

ヨジンからヒジンへ: ヒジンのハッシュタグは #優しい人。私をいつも気にかけてくれるからです。クールで何も気にかけてくれないような雰囲気を持っていますが、本当にしっかりしています。そうは見えないかもしれませんが、本当にしっかりしている人です。私をたくさん気にかけてくれますが、私生活でもたくさんの人を気遣ってます。

 

チェリからビビへ: #スイートポテト。ビビはいつも何か食べてます。というかどちらかというと、いつもスイートポテトを食べてます!

 

リビアへからヒョンジンへ: んん....#クエスチョンマーク。いつも何を考えて何をしているのか分からないからです。でも、互いを知るようになってからヒョンジンが気になるようになりました。互いに接するようになって、仲良くなっていったので私にとってヒョンジンは#クエスチョンマークです。[喜ぶメンバーたち]

 

ゴウォンからヨジンへ: #豆。ヨジンはとても,とっても小さくて可愛いので。

 

ジンソルからキムリプへ: #友達。私たちは本当に仲が良くて、私はキムリプより年上ですけど、キムリプはお姉さんっぽかったり、それと同時に妹のような感じがします。なのでキムリプにピッタリなのは友達かなと思いました。

 

ヒョンジンからチュウへ: #ハート。有名なチュウハートがありますから。[そう言って実演した]

 

イヴからジンソルへ: #子犬。ジンソルはいつも自分のことを赤ちゃんメンバーのようだと言ってますし、私もそう思います。可愛いところがたくさんあります、愛嬌の時。ジンソルは本当に可愛い瞬間がたくさんあります。

 

キムリプからゴウォンへ: ゴウォンは #おばあちゃん だと思います。[笑うメンバーたち] 今は灰色の髪色をしていますがおばあちゃんも大体灰色の髪色で、私たちが今住んでいる所ではゴウォンはいつも私たちをか弱い声で呼びます。[ゴウォンの声を真似してみせた] また、家ではよくおばあちゃんのような服を着ています。おばあちゃんが着るような花柄のパジャマです。

 

ビビからリビアへ へ: #クールラブ。オリビアへはクールで、でもみんなに対する優しい心も持っています。

 

チュウからイヴへ: たまに赤ちゃんっぽかったり、時にはカッコいい女性だったりするので #カラーペン だと思います。イヴは様々なスタイルと色を持っているようです。なのでカラーペン。カラーペッツではなく、ホットパンツでもなく、カラーペンです。

 

ヒジンからチェリへ: #元気を与えてくれる人。チェリはいつも私たちに"レッツゴー!!! 続けていこう,止まらずに!"など言ってくれます。

 

Q.今はいませんが、ハスルのためにも1つ決めてくれますか?

 

イヴからハスルへ: ハスルはいつもピスタチオを食べているので #ピスタチオ だと思います。ハスルの象徴色[緑]もピスタチオにピッタリです。そして顔の形もピスタチオそっくりです。ハスルはピスタチオですね。

 

 

---以上です---

 

 

長いインタビューでしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

今後の抱負や計画、So Whatのメッセージ、そしてハスルのことも語ってくれて大変内容の濃いインタビューだったかと思います!

誤訳や意訳があるかもしれませんが、この和訳が役に立てれば嬉しいです!

 

追記: そういえばジェフさんがInstagramにて投稿されていたので追記しておきます。

インタビューを通して素晴らしい時間を過ごせた〜という主旨の投稿です。ビビとイヴの英語がとても上手で驚いたそうです。イヴは"また会えて嬉しい (so nice to see you again)"と声をかけてくれたとか。

https://www.instagram.com/jeff__benjamin/p/B9aTRLFB4H-/caption/it-was-great-to-reunite-with-loonatheworld-in-seoul-to

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*ゴウォンが黒髪ですが、撮ったのはだいぶ前のことなので今の髪色ではありません。もしくは灰/銀でも光の加減で黒に見えているのかもしれません。いずれにせよ昔の写真なのは確かです(インタビューしたのが昔のことのため)。

 

今回は以上です!

ではまた!