LOONA - Why Not? Teaser 考察 後編
前編はこちら
LOONA - Why Not? Teaser 考察 前編 - 三度の飯より趣味積豊
[Teaser] "Why Not?" 考察
ではでは、本題である[Teaser] "Why Not?"の考察へと移りましょう!
メンバーの登場は順にヘジュ→ゴウォン→ヒョンジン→チェリ→ヒジン→ヨジン→ジンソル→キムリプ→イヴ→ビビ→チュウとなっています。
順に解説していきます!
(なお、ヒョンジンとヒジンは特に進展がなかったと思うのでここでは割愛しています。)
まずは最初、雨(?)が降っているのか、雫が水たまりに落ち、波紋が広がっている様子から始まりますが、逆再生になっています。
水関係のものが逆再生になる、
のは XX Teaser 以前唯一逆再生になっていた
EVERYDAY I NEED YOU を思い起こさせます。
オリビアへが登場するシーンでは、回りで車が走っています。まるで月か何かが公転でもしているようです。
その車の後ろには Peaches =桃?
と書かれていますが、意味は特にないんじゃないかと思ってます(笑)
ゴウォンは青い煙と共に登場。
ゴウォンが煙と一緒、といえば
やはり Hi High です
が、煙が青に変化したのは髪色と変化と比例しているからでしょうか?はたまた違う意味なのか?
あと、青い煙は favOriTe も彷彿とさせますね。
チェリはいつも通り上下逆さまになって登場。
Love Cherry Motion でも
Girl Front などでも上下逆さまでした。
vliveだったか、何かの番組だったかよく覚えてないんですけど(申し訳ない、、)、上下逆さまなのはチェリの特徴なんだとチェリ本人から明言されています。
なので Kiss Later のカエルもチェリなのではないかな?と個人的に思っています(まぁ今は関係ありませんがイヴ説も拭いきれません)。
あと鏡もチェリの特徴の一つ!ですよね。
周りの炎は何を表しているのでしょうか?So What?Egoist?それともオリビアへ?
炎は赤いネオンで形成されていますが、
赤いネオンといえば
Sweet Crazy Love や
Sonatine、
XIVXなどでも登場してきており、
香港を表す一つのピースとなっています。
ヨジンのこの時の振り付け、
Sonatine のものと似ている?とも言われています。
Sonatine は前編の冒頭にも貼った
「#」活動後の展望で触れてました。
(なんなら「XX」活動後の展望でも。)
やはりカバーだった「愛のバッテリー」には意味があったんでしょうか?
ついでに「#」活動後の展望に触れておくと、
新世界のことになると思っていた「Why Not?」は今のところ全貌がよくわかりませんね。
"新しい月"に行くのがコンセプトの1つでもあるらしいですが....新世界かどうかは...."ピンク"を推す!とも語ってましたが、Why Not はどちらかというと黒寄りですねw
"花"についてもフォトティーザーでいくらかバラなどが出たくらいで、花をコンセプトにはしているようには見受けられません。
ジンソルは右側が青、左側が黒、という髪色で登場しています。
ジンソルのメインカラー、サブカラー、共に画角に収まっているカットですね。
影?かもしれませんが、意図的に青と黒、分けているように思います。
↓(初心者のためのLOONA① 色の成り立ち編 - 三度の飯より趣味積豊より)
キムリプは暗闇の中、草原でひとりぼっち。
そして周りでは3つの月がクルクルと回っています。
キムリプはX1Xのティーザーでも暗闇で1人でしたね....
草原は個人的にも大好きな名Teaser、
「Reveal」を彷彿とさせます。
しかし、Reveal の真っ白な服を着ていた頃とは違い、Why Not のティーザーでは少し黒い部分のある白い服を着ています。
そして特筆すべきなのは
左の月だけ黄色い!という点です。
少し見ただけでは気づかなくて勝手に全部白いと思っていたものの、よくよく見たら若干黄色いんですよね。
これは由々しき事態です。
なぜなら
3つの月=ODD EYE CIRCLE
3つの月の色=赤、青、紫
と定まっていた方程式が崩れるからです。
となると、色が黄色に変わったのは赤か、青か、紫か、と考えられますが、
1番考えられるのは紫が黄色に変わった説です。
冒頭の水のシーンと、下記で言及しているラストの黒いコンバースを履いているメンバーの一歩は逆再生になっており、また、イントロの月の満ち欠けも通常の左から右に進むのではなく逆で、色もオリビアの灰色からヒジンのピンクへと逆に進んでいます。ここは背景が黒、スラッシュが黒に変わったことを除けば Butterfly と同じです。
そして、今回のフォトティーザーの4周目では従来のデビュー順ではなく、オリビア〜ヒジンという流れになっていました。
そう、全て逆になってます。
Why Not のティーザーで逆再生だとちゃんと確認できるのは、冒頭とラストだけですが、分からないだけでもしかしたら他のシーンもそうなのかもしれません(例えばゴウォンのシーン)。
また、イントロの満ち欠けや色が逆になってた Butterfly はバタフライ・エフェクトで過去に行った/時間を変えた話でもあり、それと同様 Why Not も満ち欠けや色が逆ということは Why Not も遡る/逆行するという話なのでしょうか?
それに合わせて月が黄色になった理由を考えると一つの仮説が立ちます。ヒョンジンがOECに戻り、オリジナルOECになったのでは、と。
ヒョンジンは元々OECにいた、と当ブログでは扱っています。(↓初心者のためのLOONA①より)
まぁこれについての詳しいことは上記で貼ったリンクから初心者のためのLOONA①を読んでください。
例えばチェリのシーンで見受けられるように
完全体デビュー前のMVを彷彿とさせるようなシーンが今回のティーザーにはいくつかあります。カムバ毎に過去との繋がりを発見するのは今に始まったことではないですが(笑)
Why Not ではどうやら逆行するみたい?と考えると、時間は逆戻りし、完全体以前、あるいはそれよりも前に戻り、
月が黄色になったのはOECにオリジナルメンバーであるヒョンジンが戻ったことを暗喩しているのではないかと考えられます。
正しいかどうかはMVを見ないと何とも言えませんが....
続いてイヴ。
どうやら車のボンネットに乗っているようですが、
その次に登場するビビが乗っている車の上でしょうか?
そして赤いネオンでビビを照らしており、これまた香港を思い起こさせます。
赤いネオンがたくさん登場していますが、香港や Sweet Crazy Love は今回と密接に関係しているのでしょうか?
そしてそして.....
ビビの背景からそこが Sweet Crazy Love っぽいというツイートもありました....凄まじい観察眼です....考察班恐るべし......
idk if y'all noticed it but Yves was also there too.. I'm not sure if it's the same car in SCL but i think it has the same color hhhh https://t.co/B98R7Ycepw pic.twitter.com/KwPQALlJfM
— 𝙹𝙹𝙰𝙼 (@12papermoons) 2020年10月15日
最後にはチュウが車の上に座って登場。
何やら花びら?のようなものが舞っています。
+車には大量に花のステッカーが貼られています(「#活動後の展望」で書いた花説に関わっているんでしょうか?w)。
この↓花は
Cinema Theory "Up&Line" のものではないか?と言っている海外Orbitの見解も見ましたが、どうなんでしょうか??
黒いコンバース
そしてラストのカット。
月に一歩踏み出すシーンですが逆再生されています。逆再生といえば So What のラストやXXティーザーを彷彿とさせますね。
Hi High とは違い逆再生になっているのは、場所が地球から月に変わったというのも関係しているのでしょうか?
コンバースはloonaverseに出てくる必需品と化しています。
(Hi High より)
また、一歩踏み出す、というカットはヒジン特有のものだと思っています(なんせ最初の少女ですし)ので、今回の Why Not のラストの黒いコンバースを履いているのはヒジンではないかと思っています。
#1のティーザーでも第一歩はヒジン、Hi High のラストで飛び出す第一歩目を踏んだのもヒジンでした。
しかし、黒いコンバースが出たのはLOONA史上初めてです。
黒い靴自体は幾度か履いていましたが、黒いコンバースはなく、今までは白いコンバースのみでした。
そこで、(単なる思いつきでしかありませんが)
思ったのはイントロと何か関係してるのでは?という点です。
イントロが変わったということは前編に書きましたね、それを掘り下げます。
[Teaser] Why Not は背景が黒、に加えてスラッシュも黒になっています。
Sweet Crazy Love のMVなどで背景が黒、ということはありましたが、スラッシュが黒に変わった、
というよりスラッシュがピンクじゃなくなった、のは Hi High 以降初めてのことです。
完全体以前は月や背景、スラッシュの色はバラバラでした。
(↓はButterflyのイントロ)
そして Hi High〜So Whatのイントロのスラッシュの色、
従来履いていた白いコンバースの下の部分についている線、ピンクの線に色が似ていませんか?
(newより)
単に1番目のメンバーのヒジン=loonaverseの創始者に敬意を表して、そうしていると思っていましたが....
それに反し、黒いコンバースの方は
ピンクの線ではなく黒い線です。
まるでイントロのスラッシュがピンクから黒に変わったのとシンクロしているようです。
(*フォトティーザーのチェリが履いているコンバースのアップ)
ただ点と点を結びつけただけなんですが(笑)
今まで変わることのなかったスラッシュの色とコンバースの色、同じタイミングで変わったのには意味があるんじゃないかと閃いたまでです。
LOONAverseの複数の意味
loonaverseの意味はLOONA+universe(世界/宇宙)だけかと思ってましたが、
今回のティーザーでフィーチャーされてる逆再生、コンバースもまた"verse"がつきます。
LOONA+reverse(逆再生)=loonaverse
LOONA+converse(コンバース)=loonaverse
と合計3つの意味があるのでは?と思わされました。今後もこれ以上にloonaverseの意味が追加される日がくるかもしれません。
Rendezvous 18.6y との関係?
ここから俄然難しくなってくるので頑張ってついてきてくださいね!笑
書いてるこっちもクラクラしてきます。
6月18日に公式ペンライトが予告された時のことですが、この時一部のOrbitの間では
Rendezvous 18.6yとの関係があるのではと少し話題になってました。
18.6y=ペンライトの予告があった6月18日
というわけで。
そこで自分で調べてみると
Rendezvous 18.6yはどう見ても今回の「Why Not」を予告していたとしか思えない内容があれよこれよと出てくるのです。
今回のカムバ以前に出た、念願の公式ペンライトなので関わっていて何らおかしくないでしょう。
まず見てもらいたいのが
love4eva MVの概要欄、Rendezvous 18.6yについての説明。
"18.6年は月の交点周期。
偶然で少女たちがLOONA1/3,ヨジン,LOONA ODD EYE CIRCLE,そしてyyxyができた/集まった。そして一つの運命。
デビューより以前から知ってくれていたファンと出会う。
'それはランデヴー'とだけ言い表せる永遠のもの。
これによってRendezvous 18.6yはより特別なものになる。"
とあり、ファンとの運命を共にすることをランデヴーと言い表していることが読み取れます。
つまりはファンに向けた曲でもあるということです。
また、偶然や運命という言葉は So What の概要欄にも登場しています→"偶然を作るために、LOONAの中で運命と運命が衝突する。"
(詳しくは LOONA - So What 考察 - 三度の飯より趣味積豊 で)
続いて、歌詞では
"戻ってくる月の最後の時まで一緒に待ってくれる?"とあり、
6月18日に告知をしたペンライトが
月末である6月29日〜30日に予約販売するまで待っていて、ということ指しているかのようです。
これがなぜペンライトのことを指しているのか?それはファンと運命を共にすると決意をした曲 Rendezvous 18.6y ならでは、と言えます。
ペンライトはファンが使い、それによってLOONAはファンとより密接な関係になれる=上記の"ランデヴー"に当てはまるというわけです。
それに加え、BBCのショップにある Why Not の概要欄の先出しにも興味深いことが書かれてあります。よくLOONAのMVの概要欄に書いてあるやつと同じです。
(↓詳しいことは Why Not のMVが出たら概要欄の翻訳〜として投稿します)
それには
"[#]を通してLOONAは、彼女たちの運命が世界中にいるLOONAのロールモデル/パイオニアになることだということがわかった。そして彼女たちは、その逃れられない存在理由に従うことを誓う。
[中略]
運命と運命がぶつかり偶然を作り、偶然と運命の中で宿命を見つけ、ミッドナイトフェスティバルを通してLOONAは新しいメッセージを届ける。
With All Loonas Around The World(世界中のLOONAと共に); という今回のスローガンのように、世界中のLOONAはいつでも一緒だというメッセージで、それは威厳のある公平なもので、自由を掴むのに値するものだ。
[中略]
LOONAは、運命と運命をぶつけて必然性を作る。"
とあります。(ファンがつけてくれた英訳を元に訳したので、BBCが実際にMVにつける英語の概要欄とはちょっと違うかもしれません。)
もう何回も言ってますが1アイドルのアルバムの説明文とは思えませんw
偶然や運命というワードが出るのも、Why Not の前、So What と同じですし、Rendezvous 18.6yとも同じです。
今回の Why Not、並びに新アルバム[12:00]のコンセプトはWith All Loonas Around The World(世界中のLOONAと共に)ということですが、それといつでも一緒、つまりは永遠にいたいというメッセージも含まれているようです。
永遠に一緒というメッセージは上記の Rendezvous 18.6y の概要欄にもあり、それを"ランデヴー"と言い表していました。
またBBCが出した記事では
이달의 소녀 ‘미드나잇’ 콘셉트 포스터 공개…본격 컴백 시동
"月に向かったLOONAと共に行こう"とも書かれており、"月に行く"のは今回のモチーフの1つとなっているようです。
↓これでも月に向かっている様子が見受けられます。
だからティーザーの黒いコンバースのシーンも月への一歩だということがわかるわけですね。
そしてその"月に行く"のは
Rendezvous 18.6yの歌詞でも"月に飛ばせて"とあり、やはり Why Not に関係しているように思えます。
他にも気になる歌詞はいくつかあるんですが、ひとまずこのくらいにしておきます。
・ファンと永遠に一緒にいたい
・月に行く
前者は Rendezvous 18.6y、Why Not共に同じコンセプト、
後者は Rendezvous 18.6yの歌詞に登場し、Why Not ではそれが1つのテーマになっている。
概要欄に書いてあるような偶然の一致?にすぎないでしょうか?
私はこれを偶然とは思えません。
BBCが計画していたか、あるいは計画していなかったとしても過去の曲/コンセプトから着想を得たというような気がします!
まとめ
Why Not? の説明文には
"自由と個性を追い求めるストーリーを含んだアップテンポなエレクトロポップな曲で、ファンキーで活気的なベースラインで、心を打つミッドナイト・フェスティバルを呼ぶ"
などと書いてあります。
ファンキーといえばジンソルがbntnewsのインタビューで
と語っていたことがあります。
この思いを汲んでくれたんでしょうか?(笑)
いずれにせよ、新しいストーリーが語られ、常々メンバーが言っているように多様性が持ち味のLOONAですから、まだ見たことのない新しい姿/パフォーマンスでカムバックすることでしょう!
(So Whatでの)1位獲得後初のカムバック。
世界中のLOONAと共に進んでいくことを決意したLOONA。
自由を勝ち取るために開かれたミッドナイト・フェスティバル。
どんな形、姿でカムバックするのか楽しみですね!
前編、後編と合わせるとかなり長文だったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます!!
次はMVが出たら考察記事を出したいと思います!
10月19日!!LOONAは「Why Not?」でカムバックします!!
ではまた!
MV本編の考察はこちらから